たけのこの里、きのこの山といえば、ロングヒットしている明治製菓の代表的なチョコレート菓子。ずっと気になっていた、たけのこの里ときのこの山の正体について調べてみました。ここでは、どっちが美味いとかいう論争は避けて、小枝が1番美味いということで決着させておきます。
小枝が成長すると大樹というお菓子に変わるというところもポイント高いです。
記事の目次
たけのこの里ときのこの山の違いについて定期的に疑問になり、いつの間にか忘れ去られる永遠の疑問でしたが、ついに調べてみることにしました。
そこで明らかになったのは、たけのこの里ときのこの山には明確に違いがあるのです。順を追って調べてきました。
たけのこの里(1箱82g)のカロリーについては以下のとおりです。1粒あたり約2.5gです。(カッコ内数値は1粒あたり)
きのこの山(1箱77g)のカロリーについては以下のとおりです。1粒あたり約2.5gです。(カッコ内数値は1粒あたり)
栄養成分を確認するとカロリーや脂質、炭水化物の量が微妙に異なることが分かります。もし、たけのこの里もきのこの山も同じ材料でデザインだけ違うなら栄養成分は同じになっても良いはずですよね。でも違う!なんか違うはずや!
で、調べてみると隨分昔のテレビで放送されていた既出ネタでした(笑)
明治製菓のたけのこの里担当者ときのこの山担当者が明らかにした事実が以下です。
チョコレートの量が多いのは「きのこの山」。「たけのこの里」に比べ、1粒辺り約1.4倍のチョコを使っている
「きのこの山」は味の異なる2種類を使って2重構造に仕上げ、上の部分には、カカオの香りが引き立つものを使用し、下の部分はミルクベースの甘めチョコを使用している
たけのこの里も同じで、使用するチョコは全く異なり、上の部分はミルク感の強いチョコで、下の部分にはより甘くミルク感の強いチョコを使用している
なんと、たけのこの里ときのこの山では、チョコの部分に大きな違いがあったということなのです。
たけのこの里ときのこの山の違いをまとめると…
明らかに味が異なるように作られていることが分かりました!味に違いがあるわけですが、確かに振り返ればたけのこの里の方がスイーツ感が強い感じがする!たぶん!
なんと、たけのこの里ときのこの山には、売上にまで違いがあるそうです。
「たけのこの里」の方が「圧倒的に人気」売上の差も、倍近くになることもある
お菓子としての贅沢さを考えるなら、きのこの山の方がチョコが1.4倍使われている訳だからオトクなのです。ですが、売上の面ではたけのこの里の方が倍近く売れるそうなのです。
材料費も大きく違いがあるとは思えないので、たけのこの里はチョコが40%少なくて倍売れるメーカー側視点でみれば、優秀極まりないお菓子ですね(笑)
たけのこの里ときのこの山のどちらが好きかという論争は、売上の面から言えば、たけのこの里の方が美味いと思っている人が多いことが分かりました。さらに、味にも違いがあるので甘いチョコが好きであれば、たけのこの里派で、よりビターな大人風味が好きであれば、きのこの山派だということになります。
もっと端的にまとめると、子供ならたけのこの里、大人ならきのこの山ということ。どういうこと?
しつこいですが、私は小枝派です!