スポーツなどで追い込みすぎると身体の限界を超え痛みとして身体がブレーキをかけてくれます。他にも同じ姿勢を長い時間維持して痛みが出てしまうことなどもあるでしょう。
今回は、私が今困っている、腰の痛み・腰痛について調べてみました。
記事の目次
大事なことは腰痛の種類です。急性腰痛と慢性腰痛では対処が変わってくるのです。
対処を間違えると痛みが増したり治りが遅くなることがあるので自分がどっちの腰痛のタイプが知っておきましょう。
明確な線引きはありませんがザックリと下記のような違いがあります。
急性腰痛は無理な負荷をかけた直後に痛みが出始めたタイプが殆どです。まさに何かのキッカケで急に痛みが出る腰痛です。ぎっくり腰ですね。
比較的ひどい痛みで炎症を伴う腫れを引き起こします。
慢性腰痛は違和感や鈍痛などが3日以上継続していて、怪我と思えるほど酷くはないけど痛みがあるようなタイプです。
痛みが弱いというわけではありませんが、鈍い重い感じが長期間続いていると慢性腰痛の可能性が高いです。
急性腰痛と慢性腰痛の対処は異なります。痛みの原因が異なるので対処を間違えると症状を悪化させてしまうので十分注意して下さい。
急性腰痛はいわゆる怪我です。筋肉が炎症を起こして腫れて痛みが出ているケースが殆どなのです。
炎症を抑える対処が基本になります。下記の対処を行なってみてください。
筋肉の怪我によって炎症が起きている可能性が高いので血液の流れを抑えて炎症を抑えることから始めます(患部を冷やすこと)。
怪我をしている部分を不用意に動かしたり負荷をさらにかけるのは怪我を悪化させるので、冷やしながら動かず固定したりして安静にすることが重要です。
アイシングは1回20分くらいを目安に時間を置いて腫れが引くまで行います。
腫れや痛みが引いた後は、慢性腰痛と同じ対処をすることもありますがケースに合わせて適宜判断しなければなりません。
慢性腰痛は長期間の負荷による筋肉の疲弊によって起きることが殆どです。同じ姿勢を長時間とっていたり、筋肉をあまり動かなさいなどで筋肉は強張り固くなってしまいます。
筋肉の緊張を改善するような対処が基本になります。下記の対処を行なってみてください。
慢性腰痛の原因は筋肉の緊張です。緊張は同じ姿勢を長時間維持したり、筋肉を動かさないことで簡単に起きてしまいます。
日頃から筋肉を動かして老廃物などが滞らないように筋肉を動かすように心がけます。
急性腰痛と異なり、筋肉の緊張なので保温・温めることが効果的です。温めることで筋肉がほぐれ、血流も増し老廃物も排泄されます。
薬局で売っている湿布も消炎鎮痛成分が含まれていて効果があります。ですが、病院で処方される湿布のほうが効果が高い消炎鎮痛剤が含まれているので痛みを和らげる効果が高いです。
ですが、長いこと医療用で使われていた薬が市販薬として販売許可が出されるものもあり、一概に市販薬が効果が薄いというわけではありません。
最近だと、ボルタレン(成分名:ジクロフェナクナトリウム)が有名です。昔は医療用のみで使われていました。
市販薬も処方箋で貰う湿布も薬も痛み止めです。つまり、根本的な改善にはならないのです。
腰痛の原因は筋肉の怪我や長期間の負荷による強張りコリなので、筋肉の傷の修復、強張りコリをほぐす必要があります。
いずれも、時間のかかる対処なので初期の対処を正しく行い、その後はそれぞれの原因にあった対処を実施していきましょう。
私の場合は、慢性腰痛が始まりでした。
慢性腰痛を改善しようとストレッチを行なっていました。腰痛の症状が改善してきた頃、「もう少しストレッチ強度を上げたら治りが早くなるかも!」と愚策を思いつき、過度なストレッチにより急性腰痛(ぎっくり腰)になりました。
策士策に溺れる、急がわ回れ…。
腰痛は1~2週間くらいの余裕を持って気長に治療しましょう。慢性腰痛に急性腰痛のコンボは生きる気力も失わせるほど辛いですから・・・。