飲んだら痩せるプロテインがあるのか

プロテイン飲んだら痩せそうなイメージだけど本当に痩せるのか

痩せるためにプロテインを飲むことが効果的なのか気になりますよね。プロテインはたんぱく質のことを指しているので関係ない?しかし商品として売られているプロテイン製品には何か特別なものが入っているのかもしれないと期待して調べてみました。
 

プロテインを飲むと痩せられるのかと聞かれたら、痩せると言えば痩せるけど、痩せないと言えば痩せない複雑な問題です。

筋肉トレをする人やスレンダーなモデルさんまで飲んでいるプロテイン。「プロテインを飲んだら痩せますか?」みたいな疑問はわいてきます。
プロテインに痩せ効果はあるのか期待を持って調べてみました。

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プロテインで痩せる

やっぱり、プロテインを飲んだだけで痩せる効果はないですね。でも、ゼロじゃない?

たんぱく質を英語で言うとプロテインです。それでも、プロテインが商品化されていて何か特別な物が入っていて痩せ効果があるのでは?と期待しますよね。私も多大な期待をしていました、むしろ信じていました(笑)

プロテインの成分

それでは、プロテインで有名なサバス「ホエイプロテイン100」の成分を見てみましょう。

ザバス ホエイプロテイン100 ココア味【50食分】 1,050g

  • エネルギー:83kcal
  • たんぱく質:15g
  • 脂質:1.3g
  • 炭水化物:2.7g
  • ナトリウム:100mg
  • ビタミンB1:0.87mg
  • ビタミンB2:0.93mg
  • ナイアシン:6.3mg
  • ビタミンB6:0.64mg
  • 葉酸:84~220μg
  • ビタミンB12:0.8~3.1μg
  • パントテン酸:0.62mg
  • ビタミンC:88mg

これらがホエイプロテイン100に入っている成分です。簡単に解説していきます。
プロテインの種類については別記事でご紹介しています。

たんぱく質の働き

20種あるアミノ酸のかたまり。筋肉や皮膚、内臓などの肉っぽいものから、骨や歯、髪の毛、DNAに至るまで様々なところで使われている三大栄養素の1つ。

脂質の働き

脂質は細かく色々と分けられますが、脂です。魚にも牛にも鶏にも含まれているものです。脂質はダイレクトにエネルギーになる他、ホルモンや細胞膜、神経組織を作る材料になります。

炭水化物の働き

炭水化物は、糖質と食物繊維の合算物の総称。糖質にフォーカスして説明すると、活動するためのエネルギー源。分解と吸収が効率的でエネルギー減として非常に優秀。欠乏しても他の栄養素(脂肪)で肝臓で合成されるの摂取しなくても問題はない。

ナトリウム(Na)の働き

塩みたいなもの(塩はNacl)。体液のpH調整、水分代謝、筋肉収縮、神経伝達、栄養吸収など色々と重要な役割を担っています。現代では摂り過ぎといえるくらい色々なものに入っているので欠乏の心配はない。

ビタミンB1の働き

糖質の代謝に重要で、神経機能の維持にも使われている栄養素。欠乏するとイライラしたり、糖質代謝不全で身体のダルさを感じます。

ビタミンB2の働き

脂質の代謝に重要。脂肪を栄養として分解して使えるようにするために必要な栄養素。糖質やたんぱく質の代謝にも関わっています。

ナイアシンの働き

ビタミンB群の一つで、糖質や脂質の代謝に関わります。肝臓のアルコール分解やエネルギーを作る際に必要な酵素の働きもサポートしています。

ビタミンB6の働き

たんぱく質の分解と合成をサポートする栄養素で神経伝達物質の合成にも関わりがあります。ホルモンバランスの維持にも重要。腸内細菌から合成されるビタミンでもあるので欠乏の心配があるなら腸の健康も維持したい。たんぱく質を多く摂る人は多めに摂取しておきたいビタミン。

葉酸の働き

ビタミン12との連携で赤血球を作るサポートをする栄養素。造血のビタミンと呼ばれています。

ビタミンB12の働き

細胞分裂のときに重要になるビタミンで、脂質膜、DNA、アミノ酸、たんぱく質の合成を助ける役割もあります。葉酸との連携で赤血球を作るサポートをしています。

パントテン酸の働き

糖質、たんぱく質、脂質の代謝でエネルギーを合成するときに重要になる栄養素。ATPを作るときに必須になるので活力ある運動をしたいなら摂っておきたい。

ビタミンCの働き

よく見るビタミンですね。酸っぱいやつです。抗酸化力が強く細胞の劣化を防ぎます。コラーゲンを作る際に重要になる補酵素として働きます。筋肉や皮膚、血管をつくるときに必要なので欠乏するとイマイチな出来上がりになり、欠乏が酷いと組織の結合が緩くなり出血が止まらない壊血病などを発症することもあります。

プロテインに入ってる成分で痩せる成分はない

プロテインに痩せる成分入ってないやん

プロテインに含まれる成分は、痩せる成分というより身体を作る成分であることがわかると思います。

糖質や脂質の代謝に関わっている、なんだか痩せそうなビタミンはありますが、それらは痩せるというより、人が活動するために必要なエネルギーを作るために働いています

逆に糖質や脂質の代謝に関わるビタミンを過剰に摂ってもエネルギーが足りていれば、それらのビタミンは使用されません。さらに摂りすぎると過剰症といわれるしっぺ返しもあるので、摂りすぎれば毒になるわけです。

私が身をもって体験しているので自信を持って言います!過剰症はツラいよ!マジで!

痩せてるスマートな人がプロテインを飲んでる理由

プロテイン飲んでる痩せてる人

痩せてたり、体つきの良いスマートな人がプロテインを飲んでいるのは何故なのでしょう。

それは、身体を作っている人だからと言えます。痩せるというより、鍛えて引き締める感じです。トレーニングをして痛めた筋肉を効率的に修復して筋肉を成長させて身体を作っているわけです。

筋肉を付けるために必要な栄養素は、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルです。何が欠けても良い結果は得られません。筋肉を鍛え痩せてスマートな人たちは、それら全てをバランスよく摂取しています。

それでは、何故たんぱく質だけプロテインという製品を飲んでいるのでしょう。

筋肉に必要なプロテインを肉で摂るのはツラい

本気で身体を作っている人たちは、プロテインの他にマルチビタミン・ミネラルなどのサプリも飲んでるので、プロテインだけ飲んでる人は少ないでしょう。食事も気にして摂取量を考えている人が多いのです。

トレーニングをしている人なら、1日に必要なたんぱく質量は別記事にも解説していますが、除脂肪量×1.5~3g以上です。

私の場合だと、除脂肪量が67kgくらいあるので、201gのたんぱく質が必要になります。

このたんぱく質を肉や卵で食べると以下の通り。

  • 鶏むね肉(皮なし):850g(3.4枚)
  • 牛肉赤身:1kg
  • マグロ赤身:870g
  • ゆで卵:26個

一見して無理ですよね(笑)だからプロテインを飲むんですね。

プロテインだと1回分で24gのたんぱく質を摂ることが出来ます。食事と組み合わせれば200gなんてあっという間です。むしろ超えてます、そして太りますorz

 

まとめ

プロテインは効率的に筋肉を成長させるための食品です。トレーニングをする前までは、プロテインには何かやせ薬的なのが入ってる素敵アイテムだと思い込んでいましたが、むしろ本気の海外製品だと、たんぱく質以外の成分(脂質や糖質)をカットしまくって純粋なプロテインを作ってたりしてます。

ですので、プロテインだけ飲んでトレーニングをしなければ、24g分余計にたんぱく質を摂っただけになるのですね~。

今は昔、「プロテイン美味い!」と運動もせずデザートのようにプロテインを飲んでいた私は、1kgのサバスプロテインが無くなる頃に、5kg太っていました(笑)なんでやねん!1kgで5kgってなんでやねん!なんでやねん!

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めがねくまひげです
@meganekumahige
どうも、めがねくまひげです!メガネを掛けた髭面でございます。たまにコンタクト、髭も剃ったりします。ロードバイクに目覚めて日々走るも1グラムも痩せる気配がない、デブのサラブレットです。筋トレも始めてさらにワンサイズアップ!
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